【最新版】妊娠中おせち料理のOK・NG食品一覧

（本記事はプロモーションを含みます）

さぁ！今年もやってきました！おせち料理の季節！！！
今回はおせち料理に入っている伝統的な料理についてまとめていきます！

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お正月の食事を楽しみ素敵な一年の幕開けをしましょう！

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１おせち料理の定番を〇×判定

まずはじめに、妊娠中に食べていいか・食べない方がいいかの〇×判定をしていきます。
記事の後半で、それぞれの栄養成分を説明していきますね♬

まずは一覧表から見ていきましょう♬

黒豆	△	鯛の焼き物	△
数の子	×	紅白なます	〇
田作り	〇	ちょろぎ	？
たたきごぼう	〇	酢蓮	〇
紅白かまぼこ	△	昆布巻き	△×
伊達巻	〇	手網こんにゃく	〇
栗きんとん	△	たけのこ	〇
鰤の焼き物	〇	くわい	〇

※〇△×で表しましたが、細心の注意を払い自己判断で食事を楽しんでください。

※主治医に止められている食品は食べないように気を付けてください。

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２祝い肴の構成と栄養素を見ていこう

おせち料理のおかず一つひとつの意味と栄養素を見ていきましょう♬

それではまず、一の重から。
一の重に来るのが「祝い肴」です。

祝い肴には不老長寿、子孫繁栄、家内安全など人々の祈りが込められています。

２-１　黒豆

おせち料理の中でも人気の高い黒豆。
黒豆には「一年中元気で働けるように」という願いが込められています。

「まめに働く」からきているという説があるみたいですよ！

カロリー	157Kcal
たんぱく質	8.6g
脂質	4.9g
糖質	18.2g
食物繊維	4.5g
塩分	0.47g

【栄養】
・高たんぱく
・高糖質
・食物繊維も豊富

黒豆自体は、とっても身体にいい食品です。ただし妊娠中はイソフラボンの摂り過ぎには注意が必要と言われています。食事で摂取する程度であれば問題ないと言われていますが、サプリメントからの追加摂取は推奨されていません。イソフラボンが心配な方は黒豆ばかり食べるのは避け、色々な料理を楽しみましょう。

また、甘く煮ているので糖質の摂取量が気になるところ。お餅やお菓子をたくさん食べてしまう方は少量にしておきましょう。

２-2　数の子

数の子も人気が高いですね！
数の子は「子孫繁栄」の祈りを込めて祝い肴のひとつとされています。

残念ですが、妊娠中は避けましょう。

カロリー	80Kcal
たんぱく質	15g
脂質	3g
糖質	0.6g
食物繊維	0.0g
塩分	0.47g

【栄養】
・高たんぱく質
・塩分は高め

数の子を食べると、リステリア菌に侵され食中毒を引き起こす危険があるんです。

妊娠していない大人の場合だと感染しても気づかない程度の症状が多いです。しかし、妊婦さんは免疫力が低下していることもあり感染リスクが２０倍も高まります。

もしも感染すると流産や早産、死産の危険性が高まると言われています。出産してから、おもいっきり味わってくださいね。

２-3　田作り

五穀豊穣の象徴されています。あの小魚の正体はカタクチイワシ。カタクチイワシを田畑に蒔いたら豊作になった！という言い伝えがあり、田作りと言われているそうですよ。

カロリー	304Kcal
たんぱく質	66.6g
脂質	5.7g
糖質	0.3g
食物繊維	0.0g
塩分	1.8g

【栄養】
・たんぱくが豊富
・カルシウムが豊富

お魚なのでたんぱく質が豊富。また、骨まで食べられるので、カルシウムも摂取できるのが嬉しいポイント。

お次は、妊婦さんが気を付けないといけない水銀問題についてフォーカスしてみましょう。カタクチイワシは水銀量が少ない魚と言われています。（食物連鎖で下の方に位置する小魚は少なく、上の方に位置する大型の魚は多い）

なので妊娠中でも食べられるおせち料理の一つという訳ですね。

注意点としては、たくさんの砂糖を使用している場合もあるので、野菜などと一緒に食べ血糖値の爆上がりを防ぎましょう。

２-4　たたきごぼう

ごぼうをたたいて開くことから「開運」の意味が込められています。また地中に根を深く張り、力強く成長することから「延命長寿」の象徴と考えられています。

カロリー	68Kcal
たんぱく質	2.1g
脂質	0.6g
糖質	13.5g
食物繊維	1.6g
塩分	1.46g

【栄養】
・食物繊維が豊富

便秘でお悩みの方はいませんか？ホルモンバランスの変化・運動不足・腸の圧迫から便秘になる妊婦さんはとても多いのですが・・・

そんな便秘の解消・予防としてごぼうがおススメなんです♬

ごぼうは食物繊維が豊富で、便秘改善が期待できる優秀食材です。たたきごぼうを手作りする時のポイントはなるべく薄味にすること。塩分の摂り過ぎは浮腫みや高血圧の原因となるので注意が必要です。

２-5　紅白かまぼこ

かまぼこの半円形は元旦の初日の出に似ていて、「日の出」の象徴と言われています。元旦に食べるものとしては欠かせませんね！！

カロリー	93Kcal
たんぱく質	12g
脂質	0.9g
糖質	9.7g
食物繊維	0.0g
塩分	2.5g

【栄養】
・たんぱく質豊富
・塩分高め

△の理由としては、塩分が多い事があげられます。かまぼこだけではなく、（練り物全般に言えます）魚のすり身なので高たんぱくですが、食べ過ぎには注意していきましょう。また、食べるときは醤油を付けずにワサビだけ付けることをおススメします。

２-6　伊達巻

伊達巻は、「学業成就」と「子孫繁栄」を意味しているので、おせち料理の仲間入りしていると言われています。伊達巻の形が巻物に似ています。巻物は昔は勉強で使われていました。そのことから学業成就の願いが込められています。また、使用されている卵は子宝を象徴する食材から「子孫繁栄」の願いも込められていると言われています。

カロリー	190Kcal
たんぱく質	14.6g
脂質	7.5g
糖質	17.6g
食物繊維	0.0g
塩分	0.9g

【栄養】
・高たんぱく
・完全食品

この伊達巻は、妊娠中もOK料理です。卵は完全食品と言われるほど栄養価が高い優秀食材です。火がしっかり通っている場合は妊婦さんも食べる事が可能です♬

２-7　栗きんとん

おせちで人気の高い栗きんとん！とっても美味しいですよね♬
栗きんとんは、きれいな黄色から黄金に見立てられ、財産や富、金運を得る縁起物とされています。一年の豊かさと勝負運の向上を願い、おせち料理の定番となっています。

カロリー	232Kcal
たんぱく質	1.8g
脂質	0.4g
糖質	54g
食物繊維	2.8g
塩分	0g

【栄養】
・高糖質

食べる事は可能ですが、糖質量が多く血糖値が上がりやすく太りやすい食品の為、食べ過ぎには注意が必要です。

特に体重管理を徹底してください！と主治医に言われた妊婦さんは、控えたほうが無難です。どうしても食べたい場合は、お餅の量を減らし、食物繊維が豊富な野菜と合わせて食べていきましょう。

３焼き肴の構成と栄養素を見ていこう

お次は、重箱の二段目にくるのが「焼き肴」。鰤や鯛の焼き物など、縁起の良い海の幸を詰めることが多いです。

3-1　鰤の焼き物

鰤は大きくなるにつれ名前が変化していく「出世魚」。出世する一年になるようにと願いを込めて食べられています。

特に注意が必要ないもの

キハダ、ビンナガ、メジマグロ、ツナ缶、サケ、アジ、サバ、イワシ、サンマ、タイ、ブリ、カツオなど

これからママになるあなたへ(厚生労働省)

カロリー	260Kcal
たんぱく質	26g
脂質	20g
糖質	0.3g
食物繊維	0.0g
塩分	0.1g

【栄養素】
・良質な脂質EPA豊富
・良質な脂質DHA豊富
・ビタミンD豊富
・ビタミンE豊富

鰤には、血液をサラサラにしてくれるEPA、脳の働きを良くするDHA、カルシウムを助けるビタミンD、老化を防ぐビタミンEなどが豊富です。とっても身体にいいので積極的に食べたい料理ですね。

3-2　鯛の焼き物

鯛は「めでたい」お魚として祝いの場で食べられる食材です。

理由としては鯛の種類によって水銀の量が多いからなんです。

×…キダイ・キンメダイ

〇…マダイ

×とされているキダイとマダイも、食べる量に気を付ければ大丈夫と言われています。詳しい量は厚生労働省のこれからママになるあなたへに記載されているので参考にしてみて下さい。

カロリー	129Kcal
たんぱく質	20.6g
脂質	5.8g
糖質	0.1g
食物繊維	0.0g
塩分	1.1g

【栄養素】
・たんぱく質豊富
・良質な脂質DHA豊富
・良質な脂質EPA豊富

マダイは良質なたんぱく質を多く含んでいます。また、マダイに含まれる脂質は鰤と同じくDHAやEPAなどの栄養素も含まれています。妊娠中にDHAなどのオメガ３脂肪酸は、意識して摂取したい栄養素です。

生は禁物。しっかり火を通してからいただきましょう。

４酢の物の構成と栄養素を見ていこう

おせちが五段重のときは「与の重」、四番目の重、三段重のときは焼き物と一緒に二番目の重に入るのが酢の物です。

4-1　紅白なます

大根と人参を使い、紅白の見栄えで水引をイメージさせる縁起物。

カロリー	34Kcal
たんぱく質	0.6g
脂質	0.6g
糖質	7.2g
食物繊維	0.9g
塩分	0.6g

【栄養】
・食物繊維豊富
・アミノ酸豊富
・消化酵素豊富

薬膳では酢は血行を促進し、消化も促す食品とされています。疲労回復も期待もできる優れもの。

また、大根にふくまれる酵素は消化を助けてくれる働きがあるので連日の食べ過ぎによる胃もたれ・膨満感を感じている人におすすめです。

4-2　ちょろぎ

ちょろぎとは⁉初めて聞いたという方も多いかもしれませんね。黒豆の上に乗っている赤いやつです！

長老木とかき長生きできるようにと願いが込められています。

カロリー	10Kcal
たんぱく質	0.6g
脂質	0.1g
糖質	1.8g
食物繊維	3.5g
塩分

【栄養】
・食物繊維豊富
・鉄分豊富
・オリゴ糖豊富

ちょろぎはシソ科のハーブで中国では漢方で使用されることが多いそう。栄養としては鉄分豊富でオリゴ糖も豊富なため胃腸の働きをよくしてくれます。

こちらの食材は、たくさん調べたのですが情報が少なく妊娠中にOKかどうか判断ができませんでした。

4-3　酢蓮根

レンコンを覗くと、先や向こう側を見通せることから、見通しの明るい1年になるようにという祈りが込められています。

カロリー	45Kcal
たんぱく質	0.73g
脂質	0.08g
糖質	10.4g
食物繊維	0.8g
塩分	0.5g

【栄養】
・ビタミンC豊富
・カリウム豊富
・食物繊維豊富
・タンニン豊富

酢レンコンのパワーはすごいですよ！！

ビタミンCは免疫力アップ、タンニンはアンチエイジング、食物繊維は便秘解消、カリウムは浮腫み解消など、様々な効果が期待できます。

５煮しめの構成と栄養素を見ていこう

おせちの料理で三段目に入れられるのが煮しめです。いろいろな食材を一緒に煮ることから、家族が仲良く結ばれ繁栄するようにという願いが込められています。

5-1　昆布巻き

昆布巻きは「喜ぶ」と語呂合わせで縁起が良いとされています。

理由としてはヨウ素の摂取量に気を付けたいからです。

カロリー	83Kcal
たんぱく質	8.9g
脂質	0.5g
糖質	11g
食物繊維	0.0g
塩分	2.4g

【栄養】
・食物繊維豊富
・ヨウ素

妊娠中はヨウ素が多すぎても少なすぎても問題があると言われています。ちなみに妊婦の1日の摂取推奨量は240μg、耐容上限量は2,000μg(2mg)です。

昆布巻き一つあたりのヨウ素の含有量は、6~20mg。

※耐容上限量とは、この量を超えて習慣的に摂取した場合、健康に悪影響をもたらすリスクがゼロではなくなることを表します。

5-2　手網こんにゃく

手綱を締めるように心を引き締め、己を律し、有事に備える心を養うことを意味しています。結び目がある事から良縁・円満という縁起の良いものとしても扱われています。

カロリー	31Kcal
たんぱく質	0.5g
脂質	0gg
糖質	5.1g
食物繊維	2.2g
塩分	0.67g

【栄養】
・食物繊維豊富
・カルシウム豊富

低カロリーなうえ、食物繊維が豊富で便秘改善、カルシウムも多く含まれているので骨の健康が保たれます。

5-3　たけのこ

成長の早いたけのこ。子どもがすくすく成長していくようにと願いが込められています。

カロリー	58Kcal
たんぱく質	5.6g
脂質	0.2g
糖質	9.4g
食物繊維	3.4g
塩分	0.98g

【栄養】
・食物繊維豊富
・チロシン豊富

チロシンとは、神経の伝達にかかわる物質をつくったり、甲状腺ホルモンの原料にもなる栄養素なんです。赤ちゃんの成長にも密接に関わっていて、妊娠４か月～7カ月ごろには積極的に摂取したい栄養素です。

5-4　くわい

くわいの形が、万年生きる亀に似ていることから、不老長寿への願いが込められています。
くわいは、中国と日本で栽培されている、オモダカ科という野菜です。

カロリー	129Kcal
たんぱく質	6.2g
脂質	0.1g
糖質	24.4g
食物繊維	2.8g
塩分	g

【栄養】
・葉酸豊富
・カリウム豊富
・食物繊維豊富

含まれる栄養素は、葉酸、カリウム、食物繊維など。葉酸は妊娠前・妊娠中に積極的に摂りたい栄養素です。カリウムは高血圧予防に必要な栄養素です。浮腫みも改善できるのでこちらも積極的に摂りたい栄養素です。

６まとめ

今回はおせち料理の中に入っている伝統的な料理を紹介していきました。

基本的に購入したおせち料理は塩分が高い事が多いです。食べる量に気を付けて、お正月を楽しみましょう★